複数読影の重要性


症例:大網裂孔ヘルニア

要点整理

  • 救急外来独歩患者が外来でショックと意識障害となり、一旦持ち直したものの入院後原因も分からないまま死亡。死亡前の診断は脳出血と絞扼性イレウス疑い。
  • 当院全体のグランドカンファレンスですべての科が画像読影も含め、診療に関わっていたが、どちらも致命傷には欠けるとICUに入院し、経過観察。翌日、フォローのCTをとりに行った帰りにCPAとなり、お亡くなりになる。

 

Ai読影

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  • 左前頭葉皮質下血腫とその周囲浮腫による周囲圧排効果(側脳室変形と正中偏移)は生前と同様。

 

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  • 小腸内腔に液体貯留があり、液面形成している。 これらは経時的に増悪している。

 

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  • 冠状断再構成では、左下の腸管の造影効果が低くなっている。
  • ヘルニア門と思われる部分の小腸自体にも嘴サインがある。

 

大網裂孔ヘルニアによるショック、出血

  • Aiに熟練した複数医師による読影で、正確な死因究明が可能となる。
  • 死亡だけの情報でなく、生前画像との比較も重要。(点より線!!)

 

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≪ 海外での死亡Aiでなければ分からない死因があります ≫