仙台・岩手の状況について

Ai学会理事長 山本です。
法医学会から提供された情報をお伝え致します。

仙台の状況

  1. ほぼ、どこの検案場所も電気、水道は遮断されている。
  2. 日暮れと共に作業は終了になる。
  3. 電力も生存者優先で使用しているので,歯科所見用のレントゲンへさえ電気を回すことは難しい。
  4. なにもかも足りない。
  5. まだまだ余震が続いている。
  6. 死体検案書上の問題…死因,死亡時刻 等々は,検案医の判断に任せられている。

岩手の状況

  1. 検案場所(被災地)が,宮城県は面であるのに対し,岩手は点在している。
  2. 身元確認は所持品の確認と写真撮影と歯科所見、心臓血採血だけの状態。それ以上のことを出来る状態ではない。
  3. 寒さ対策も重要。
  4. 死体検案書の内容はある程度統一している。
  5. 宿の準備は困難。

応援部隊

2011/3/15 福島県に向けて10名の応援部隊が出発